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仮想通貨で実際に取引できるようになろう
BitShares(ビットシェアーズ)についての基礎知識
BitShares(ビットシェアーズ)とは
BitShares(ビットシェアーズ)は2014年7月19日に公開された仮想通貨です。
時価総額は約133億円で、時価総額ランキングでは39位に位置しています。
世界初の分散型取引所としてBitShares(ビットシェアーズ)は注目を集めました。
DEX(分散型取引所)の魅力
GMOビットコインにしろ世界的に有名なBinanceにしろ、現在主流の仮想通貨取引所のほとんどは中央集権型の取引所です。
中央管理者として企業が存在するので、ユーザーは企業が利益を得るために振り回されてしまう可能性もあります。
また、口座を開設した場合、企業側に個人情報を預けなければならないので、ハッキング被害にあったり、企業側に個人情報を不正に利用される可能性もゼロではありません。
分散型取引所では中央管理者が存在しない新しい仮想通貨の取引所です。
中央管理者がいないため、企業などの1つの権力者によってサービスが開発されることがありません。
口座を開設する必要がなく、仮想通貨を自分で管理することができるため、誰かに個人情報を預けることなく仮想通貨取引をすることができます。
口座を開設するには個人情報の入力や、身分証明書を提示して認証するなど面倒な作業をしなければならないので、口座を開設しなければその手間もなくなります。
中央管理者がおらず、個人間同士の取引を行うことができるので、手数料も少なくて済みます。
自身で仮想通貨を管理できるので、取引所がハッキングされたとしても、自分自身の仮想通貨は被害を受けないのもメリットです。
ペッグ通貨機能を採用
ペッグ通貨とは「価格が特定の通貨や金融商品と連動する通貨」のことを指します。
BitShares(ビットシェアーズ)はSmartCoin(スマートコイン)というペッグ通貨機能を持っています。
BitShares(ビットシェアーズ)が採用しているスマートコインでは米ドルやユーロなどの法定通貨だけでなく、ビットコインや金・銀との連動も可能としています。
種類 | 連動する金融商品 |
bitUSD | 米ドル |
bitJPY | 円 |
BitEUR | ユーロ |
BitCNY | 人民元 |
bitBTC | ビットコイン |
bitGOLD | 金 |
BitSilver | 銀 |
スマートコインのような考え方を持つ仮想通貨は他にもありますが、BitShares(ビットシェアーズ)以外の仮想通貨では、なにかの拍子に資産凍結がされるとその価値が0になってしまいます。
しかし、BitShares(ビットシェアーズ)のスマートコインに関してはブロックチェーン技術を用いて発酵されているので、発行元の会社の経営状態に左右されることがありません。
仮想通貨の信用力をスマートコインというシステムで高めることに成功しています。
仮想通貨の価値を安定させることで、将来的には債券や株式といった金融商品も扱うことも視野に入れています。
BitShares(ビットシェアーズ)の将来性
ハッキング被害を回避できる
いざ仮想通貨取引をはじめようとすると頭によぎるのがハッキングによる被害です。
ブロックチェーンという非常に高いセキュリティを誇る仮想通貨ですが、企業側のずさんな管理により、その高いセキュリティの力を出し切れていないのが現状です。
なので、ハッキング被害というのをゼロにすることはかなり難しいといえます。
しかし、そもそもハッキング被害というのはお金の集まるところに仕掛けられるのが普通です。
というのも、ハッキングを仕掛ける側としては逮捕されるリスクがあるので、それだけのリターンを求めるようになります。
マウントゴックスなどの有名な仮想通貨取引所には膨大の量の仮想通貨があるのでターゲットとなるのはある意味仕方がないといえます。
BitShares(ビットシェアーズ)は分散型取引所ですので、取引所に仮想通貨を預ける必要がありません。
そのため、取引所にハッキングがあっても道連れになることがないのです。
これはマウントゴックス事件やコインチェック事件などの世界的仮想通貨ハッキング事件などのニュースを見て仮想通貨取引に二の足を踏んでいるユーザーを取り込むことが可能となるといえます。
紹介制度によるユーザーの拡大
仮想通貨で紹介制度を取り入れているのはかなり珍しいといえます。
広告収入としてアフィリエイトなどがネット上で定着していますが、それに類似するものです。
簡単に言うと、ある人を紹介したら、その人の取引手数料の一部を報酬としてもらえるというシステムです。
つまり、お金持ちを紹介したら一気にお金を稼げるようになるシステムです。
BitShares(ビットシェアーズ)のチャートの動き
2014年7月から2019年現在までのチャートの動きです。
2014年に始まってからほとんど値動きがなかったのですが、2017年7月に第一の上昇がありました。
これは、時価総額がまだ低い仮想通貨の中で、分散型取引所としてひときわ目立つBitShares(ビットシェアーズ)が注目されたため上昇を果たしました。
その後2018年1月の仮想通貨全体のブームにより急上昇を果たしています。
普通ブームを去った後は下落したまま取引されなくなるのですが、BitShares(ビットシェアーズ)に関してはいまだに取引がされていますので投資しやす通貨と言えます。