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仮想通貨で実際に取引できるようになろう
Shapeshift(シェイプシフト)とは
●2014年にスイスで設立された企業である
●Shapeshiftではアカウントを作成することなく仮想通貨を両替するシステムを構築することに成功しています
●両替できる仮想通貨は1000通り以上
●日本語対応もしており、日本人ユーザーが増えている
Shapeshift(シェイプシフト)とは、2014年8月にスイスで設立されました。
設立者はErik Voorhees氏で、ビットコインの功労者とも言われています。
Shapeshift(シェイプシフト)では、多くの種類の仮想通貨同士を簡単に交換できるサービスを提供しており、また、ユーザーの匿名性を重視しアカウント登録不要の状態で仮想通貨同士を両替できるので世界中から多くの支持者が集まっています。
Binance(バイナンス)やBittrex(ビットトレックス)の様な普通の海外取引所と少し異なり、どちらかというと両替所という雰囲気があります。
普通の仮想通貨取引所ではBTC(ビットコイン)やイーサリアム(ETC)などの主要な通貨のみでの通貨ペアしかありませんが、shapeshift(シェイプシフト)では約70種類のアルトコイン同士を交換することができます。
つまりアルトコイン同士を交換するスペシャリストであり、1000通り以上の交換が可能で、その点に関してはBinance(バイナンス)やBittrex(ビットトレックス)よりも優秀だといえます。
この取り組みはなかなか斬新で、普通金融商品に投資するときは、円やドル、ユーロなどの通貨を使いますが、Shapeshift(シェイプシフト)で使えるお金は仮想通貨のみです。
最近では「nanaco」や「suica」などの電子マネーが出てきて、コンビニや電車やバスなどの決済に使えるようになっていますが、このShapeshift(シェイプシフト)はその究極系といえそうです。
将来仮想通貨を使って色々なことができるようになる可能性を秘めていますね。
ちなみに、Shapeshift(シェイプシフト)は日本でも話題の上るようになり、日本語対応もできてきているので日本人ユーザーが増えています。
普通の仮想通貨取引所だと取引が完了するまで時間がかかるので、15分くらいでさくっと手持ちの仮想通貨を他の仮想通貨に交換したいという時にうってつけの交換所といえそうです。
ただ、Shapeshit(シェイプシフト)では日本円に交換することができないので、仮想通貨を日本円に変えたいと思ったら普通の仮想通貨取引所に手持ちの仮想通貨を移動して日本円に戻す必要があります。
創業者のErik Voorhees(エリック・ボアヒーズ)氏について
●Shapeshiftを設立する前に、ブロックチェーン関係の会社を2つ設立しており、知識・経験・実績は折り紙付きである
●Shapeshiftの企業理念は「法定通貨を利用しない」ことであり、将来的には仮想通貨が法定通貨を上回ることもビジョンにいれています
●Shapeshiftで「手数料を安く」「匿名性を守ったまま」「手間なく簡単に」仮想通貨を両替できるシステムは創業者のErik Voorheesの手腕によるものである
Shapeshift(シェイプシフト)の創業者のErik Voorhees(エリック・ボアヒーズ)氏ですが、実は他にも2社の会社を起業しています。
1つ目は2011年に設立したCoinpulst社です。
こちらはメールアドレスや電話番号のみでビットコインを送ることができるビットコインのウォレットサービスです。
2つ目は2012年に設立したSatoshi Diceです。
これは簡単に言うとアプリを使ってビットコインでギャンブルゲームができるサービスを提供しています。
指定されたアドレスにビットコインを振り込むとすぐに結果が出てきてビットコインが増えたり減ったりします。
サイコロによるものなので増えるか減るかはもちろんランダムです。
すごく簡単な仕組みですが、一時はビットコイン取引の大半がSatoshi Diceにつぎ込まれたといわれるほど盛り上がりました。
こうしてみると、Erik Voorhees(エリックボアヒーズ)氏が手がけてきたことはどれも仮想通貨・ブロックチェーンに基づいたものとなっています。
理論を学ぶだけでなく、実際に会社を作り運営し、色々な知識・経験を積んだうえで起業したShapshift(シェイプシフト)は「Coinplust」「Satoshi Dicce」の集大成といっても良いでしょう。
●メールアドレスや電話番号のみで仮想通貨を送ることができる(Coinplustの特徴)
●指定されたアドレスにビットコインを振り込むとすぐに結果が出る(Satoshi Diceの特徴)
上記の二点の特徴はShapshift(シェイプシフト)にしっかりと受け継がれており、アカウント作成が不要で匿名性が守られたまま両替を行うことができ、また、発行されたアドレスに手持ちの仮想通貨を入金するだけで15分もかからずに、自分の欲しい仮想通貨に両替することができます。
Shapshift(シェイプシフト)の企業理念として「No Flat」=「法定通貨を利用しない」を掲げており、実際にドルやユーロなどの法定通貨の使用をせずに仮想通貨のみでの取引を成功させています。
従来の取引所にはない、圧倒的な数の仮想通貨同士の交換を可能にし、手数料を安く抑え、アカウントの作成もする必要がないため匿名性を守ったまま両替ができるというサービスを提供できるようになったのは創業者であるErik Voorhees(エリック・ボアヒーズ)氏の仮想通貨・ブロックチェーンに関する確かな知識・経験・実績の元に作られたと考えていいでしょう。
Shapeshift(シェイプシフト)のメリット
●アカウントの作成が不要
●取引のスピードが速い
●約70種類の通貨を全て相互に交換できる(その数1000通り以上)
●手数料が安い
●送金時に自動で別の仮想通貨に交換できる
アカウントの作成が不要
通常仮想通貨の取引をするときはアカウントの作成が必須となります。
本来ですと、「住所」「氏名」「電話番号」「所得額」「投資経験」「投資目的」などの個人情報を入力し、アカウントを作成してやっと取引ができるようになります。
審査が厳しいところだと運転免許証やパスポートを送ることによる本人確認も必要な場合もあります。
Shapshift(シェイプシフト)で仮想通貨を両替すれば、これらの一連の手間を省くことができます。
さらにいうと、個人情報を入力する必要がないため匿名性が守られます。
法定通貨ではない仮想通貨といえども匿名性をもったまま、しかも簡単に仮想通貨の両替ができるのは非常に魅力的だと思います。
必要なのは両替に使用するためのコインアドレスのみで、他の個人情報を入力をする必要がないため取引により自分の情報がネット上に漏れることはありません。
取引のスピードが速い
①Shapeshift(シェイプシフト)のHPにアクセスする
②通貨を選択する
交換したい仮想通貨を2つ選択します。
例えばリップルからイーサリアムに両替したい場合は”Deposit”にリップルを、”Receive”にイーサリアムを選択します。
③アドレスを入力する
[上の欄]イーサリアムを受けとるためのアドレスを入力
[下の欄]リップルが入っているアドレスを入力
この2つの欄の上に両替レートが書かれているので、実際に両替する前にしっかりと確認しておきましょう
④上記の3点を行うとShapeshiftから新たなアドレスが送られてくるので入金しましょう
ここまでの流れで、個人情報の入力は一切ありません。
登録も不要・審査も不要で仮想通貨を手軽に両替できます。
実際にリップルがイーサリアムに両替されるのは15分くらいです。
これだけのスピード感を持って仮想通貨を両替できるのはかなりのメリットといえます。
約70種類の仮想通貨を全て相互に交換ができる
約70種類の仮想通貨を扱っており、そのすべてを相互交換することができるため、そのパターンは1000通り以上となります。
「ビットコイン」「イーサリアム」「イーサリアムクラシック」「ライトコイン」「モネロ」などの主要通貨ももちろんあつかっているので安心してください。
手数料が安い
仮想通貨取引所で取引をするとふつうは多少なりとも手数料がかかりますが、Shapeshift(シェイプシフト)では手数料がありません。
かわりにスプレッド(見えない手数料)としてだいたい0.5%ほど発生します。
10万円分の仮想通貨を両替したとして実質どれくらい手数料がかかるか計算してみると
10万×0.05=500
となるので500円ほど手数料として加算されることになります。
普通は入金手数料やらが加わってくるので、これだけしかからないとすると非常に安いと感じますね。
送金時に自動で他の仮想通貨に両替される
Shapeshift(シェイプシフト)で仮想通貨を両替する際に、通貨を一時的預ける(15分程度)以外には自分の資産が危険にさらされることがありません。
しかも、先ほどの例でいえば「上の欄」にイーサリアムを受けとるためのアドレスを入をし「下の欄」にリップルが入っているアドレスを入力するだけで自動で仮想通貨に交換してくれます。
これがShapeshift(シェイプシフト)の最大の特徴で、いちいち取引所で売買しなくてもスムーズに仮想通貨を両替することができます。
Shapeshift(シェイプシフト)のデメリット
●一度に両替できる量に制限がある
●セキュリティ面が少し不安
●法定通貨は一切使う事ができない
一度に両替できる量に制限がある
いままでのメリットをまとめると「手数料が安く」「アカウント作成の必要がなく」「アドレスを入力するだけで」「15分足らずで」「手持ちの仮想通貨を」「好きな仮想通貨に」「手間をかけず両替ができる」
というものですが、もちろんデメリットがあります。
これだけのメリットがあれば他の取引所を使わずにここだけでいいのではという考えが出てくると思いますが、一度に両替できる量に制限がかかっています。
どれくらいの制限がかかるかはそれぞれの仮想通貨により異なりますが、一番有名なビットコインを例にとってみるとだいたい最低取引額が0.01BTCで最高取引額が0.4BTCとなっています。
なので大量のビットコインを他の仮想通貨に両替しようとすると、何回かに分けて両替する必要があり、そのたびにスプレッド(見えない手数料)がかかってきてしまいます。
なので大量の仮想通貨を動かすときは他の仮想通貨取引所できちんと取引をしたほうが良いでしょう。
セキュリティ面が少し不安
幸いShapeshift(シェイプシフト)は2014年に創業されてからこれまでの間に顧客の資金が盗まれたということは起こってはいません。
ただ、2016年には複数回のハッキング被害にあい、顧客の資金は無事でしたが運営者と資金が2500万円盗まれたという事件が発生しました。
この時は運営者側内部に共犯者がおり、外部のハッカーの手助けをしたとの報告もあります。
当然そのスタッフ自体は解雇されて新しいセキュリティ体制が整ってはいますが、やはり少し不安が残ります。
法定通貨は一切使う事ができない
Shapeshift(シェイプシフト)の特徴は法定通貨を使わず仮想通貨のみでの両替を行うことです。
なので日本円を仮想通貨に両替したいと思ってもできません。
Shapeshift(シェイプシフト)で両替した仮想通貨を日本円に戻したい場合は、他の仮想通貨取引所に移してから日本円に変える必要があります。