Warning: Trying to access array offset on value of type bool in /home/affiliate17/gamelove777.com/public_html/wp-content/plugins/wp-word-count/public/class-wpwc-public.php on line 123
仮想通貨で実際に取引できるようになろう
Storj (ストレージ)について
●2014年7月に公開された仮想通貨
●分散型クラウドストレージサービスを提供
●セキュリティの高さはお墨付き
Storj (ストレージ) とは
Storj (ストレージ) とは2014年7月に公開された仮想通貨です。
時価総額は約37億円で、時価総額ランキングでは63位に位置しています。
ちなみにStorg(ストレージ)はサービスを提供するためのビジネスモデルのことを言い、STORG(ストレージ)は仮想通貨そのもののことを言います。
少しややこしいですが、分けて理解しておきましょう。
クラウドストレージサービス
Storj (ストレージ)が提供しているサービスは分散型クラウドストレージサービスと呼ばれるものです。
クラウドストレージサービスとは簡単に言うとネット上にデータを保存できるサービスのことを言います。
普通データを保存する場合、スマホやPCにデータを保存すると思います。
ただ、これだとスマホやPCが壊れてしまうとデータを復元することができません。
これに対して、クラウドストレージサービスを利用してインターネット上にデータを保存しておけば、スマホやPCが壊れてしまってもデータを閲覧することができます。
また、ネット上にデータが存在しているのでどこにいても自分のデータを閲覧することができます。
セキュリティ上あまりお勧めしませんが、友達のスマホを借りたり、ネットカフェのパソコンの端末からも自分のデータを閲覧することができるということです。
このようにクラウドストレージサービスの利便性は非常に高いのが特徴です。
中央集権型クラウドストレージサービスの問題点
クラウドストレージサービスにも種類があり、大別すると従来の中央集権的なものとStorj (ストレージ)のような分散型クラウドストレージサービスに分けられます。
従来の中央集権的なストレージサービスとしては
・Dropbox(ドロップボックス)
・Google Drive(グーグルドライブ)
等が挙げられます。
DropboxもGoogle Driveも非常に優秀なクラウドストレージサービスですが、特定の企業に自分のデータを預けることになります。
一つの企業がネット上に巨大で高速なHDDを所持し、その中に顧客のデータを全て保管しています。
巨大で高速なHDDは非常に有能なのですが、仮にこのHDDがハッキングやウイルスなので破壊されてしまうと、保管されている全てのデータに影響が出てしまいます。
さらにいってしまうと、特定の企業にデータを預けているわけですからその中のデータは企業側に見られてしまうというリスクも捨てきれません。
詳しくはわかりませんが、何か事件がおきたときに、警察が企業側にデータの閲覧を許可してもらうようなこともあるかもしれません。
事件が起きた際には、LINE(ライン)のやり取りを警察側が復元したりしているのでデータの閲覧は可能なのではないかと考えてしまいます。
基本的に見られてしまってもそこまで問題はないと思われますが、なんだか少し気持ち悪いと感じる方もいるかもしれません。
中央集権型から分散型クラウドストレージサービスへ
Storj (ストレージ)の場合は分散型のクラウドストレージサービスを提供しています。
そのため、1つの中央管理者に任せるのではなく、複数の管理者が存在しており、秘密鍵を保有する本人にしかデータを閲覧することはできません。
データのアップロードの仕方はMetadiskと呼ばれる専用のアプリを使って行います。
アップロードされたファイルは32MBごとに分割されそれぞれが暗号化されて保存されます。
そのため1つのファイルの暗号が解読されたとしても全体像をみることができないのでセキュリティが非常に高いのが特徴です。
この暗号化されたファイルは改ざんすることは不可能と言われるほどのセキュリティの高さを誇るブロックチェーンに保存されます。
ちなみに、ハッキングする側としても不特定多数の管理者がいる分散型クラウドストレージサービスを攻撃するのはあまりメリットがありません。
というのも、中央集権型のクラウドストレージサービスでは1つの企業に狙いを定めてハッキングを仕掛ければ全てのデータにアクセスできるようになるのですが、分散型だと1つの管理者をハッキングしても全体像を見ることができないからです。
このような点から、分散型クラウドストレージサービスは非常に高いセキュリティを誇っているといっていいでしょう。
Storj (ストレージ)のメリット
●柔軟な価格設定
●余った容量を他の人に貸し出せる
●セキュリティが高い
柔軟な価格設定
Storj (ストレージ)はよく他のクラウドストレージサービスよりも安いと言われていますが個人的にはそうでもないように感じます。
サービス名 | 月額料金 |
Dropbox(ドロップボックス) | ・2GBまで無料
・1TB以上:1000円/月 |
Google Drive(グーグルドライブ) | ・15GBまで無料
・100GB以上:250円/月 ・1TB以上:1300/月 |
Storj(ストレージ) | ・1GBあたり約1.6円/月
・1TBだと約1600円/月 (1.6×1000GB=1600円) |
1TB以上だと3つの中では一番高くなってしまいます。
ただ、1GBごとに値段設定ができるので柔軟な対応ができます。
10GBで16円/月、100GBで160円、300GBで480円/月、500GBで800円などというように細かく値段設定できるのはメリットと言えそうです。
しかも、少ない容量ならば他の2つと比べても非常に安くなっています。
結論から言うと大きい容量を使うならDropbox、無料で15GB使いたいならGoogle Drive、柔軟に容量設定をしたいならStorjと言うことができます。
余った容量を他の人に貸し出せる
Storj (ストレージ)では複数のコンピューターが相互に接続されており、ネットワーク上でディスクスペースを融通しあっています。
そのため、余ったディスクスペースは他のユーザーに貸すことができます。
もちろん空の容量の部分を他の人に貸し出すわけですから、自分のデータは他人から見られることはありません。
あくまでも自分の余った容量のストレージを使う権利を相手に渡すだけですので、自分が使っているストレージの領域は自分しか使うことはできませんし、見ることもできません。
余ったストレージを貸し出すことでどのくらいの利益が出るかというと、1TBで1000円/月ほど稼げるのでなかなか割のいい商売となります。
セキュリティが高い
これは先ほども述べたのですが、Storj (ストレージ)のセキュリティは従来のクラウドストレージサービスよりも高いです。
中央管理者をたてず、不特定多数の管理者にデータ管理を任せることで、ハッキングやデータ破損をした時のリスクを軽減しています。
また、アップロードされたデータはいくつかのデータに分割されたあと、それぞれが暗号化されてブロックチェーンに保存されるので安心です。
ネットワークの速度が速い
客観的なデータがないので何とも言えませんが、Storj (ストレージ)のサーバーは非常に速いといわれています。
いくら便利にデータを管理できるからと言って、データを保存するたびに時間がかかっていては本末転倒です。
Storj(ストレージ)の見解によると、従来のストレージサービスの10倍速いということになっています。
10倍とまではいかなくても、非常に速いことがうかがえます。
Storj (ストレージ)の将来性
Storj (ストレージ)についてですが、分散型クラウドストレージサービスということで色々考えてみましたが、個人的にはそこまで革命的なサービスではないように感じました。
ネット上にデータを保存できるというのは便利ですが、従来からのクラウドストレージサービスがあるので自分ならそちらを使ってしまうかもしれません。
というのも、料金設定は確かに柔軟ですが、従来のクラウドストレージサービスよりも割高になっています。
しかも1TBあたり1000円/月ということなので1年間で1万2千円の費用が掛かるので、それなら高性能な外付けハードディスクを買った方が良いような気がします。
あくまでも、個人的な見解ですが、今後世界を変えていくようなシステムではないように感じています。
ただ、スマホの普及が進むにつれて、ネット上にデータを保存するということが当たり前になっていくと状況は一変するかもしれません。
現状ではネット上にデータをアップするために月額契約を結ぶ人というのはそこまで多くないような気がするので、時代の流れの中でデータ保存の考え方が変わるのを期待して投資するのはいいかもしれません。
あとは価格設定をも少し割安にしてもらわないと従来のクラウドストレージサービスを超えることは難しいのではないかと考えてしまいます。
Storj (ストレージ)のチャート
こちらは2017年から2019年までのチャートです。
2014年にICOをはじめてそこで4500万円を調達しました。
目標額としては5億円でしたので出だしはあまり良くなかったといっていいでしょう。
その後、2017年5月に行われた2度目のICOでは上限額の約33億円もの資金を調達し、チャートも右肩上がりとなっていきます。
2018年に入ると仮想通貨バブルの影響を受けてSTORJの価格も最高潮に達し、上記のグラフで一番高いところまで急上昇します。
現時点では落ち着きを取り戻していますが、またセールや開発が行われたら急上昇する可能性は大いにあります。