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仮想通貨で実際に取引できるようになろう
Golem(ゴーレム)についての基礎知識
Golem(ゴーレム)とは
Golem(ゴーレム)は2016年11月に公開された仮想通貨です。
時価総額は約64億円で時価総額ランキングでは49位となっています。
Golem(ゴーレム)の目指しているのは、世界中のPCをP2Pネットワークで結び、それぞれのPCに余っている力をかき集めて仮想のスーパーコンピューターを作り出します。
通常スーパーコンピュターは膨大なコストがかかるため有名企業レベルでないと利用することができません。
Golem(ゴーレム)のプロジェクトが成功すればスーパーコンピューターレベルの演算能力を誰もが簡単に利用できるようになります。
スーパーコンピューター
スーパーコンピューターとは「とてつもなく速い計算ができるコンピューター」のことです。
日本の誇るスーパーコンピューターは「京」(けい)と呼ばれています。
普通のコンピューターは1つのCPUしかありませんが、スーパーコンピューターは大量にCPUを繋げます。
簡単に言えば、CPUを100個繋げれば通常のコンピューターの100倍の計算速度になり、1万個繋げれば1万倍の計算速度になります。
つまり、CPUを大量につなげることで莫大な計算速度を得られるようにするのです。
勿論CPUを大量につなげるため、広い場所が必要ですし、電気代も膨大にかかります。
つまり、一般人が手に入れることはまずできません。
ちなみに、日本のスーパーコンピューター「京」を使う場合、1秒間に約120万円、1日使うと約2800万円かかります。
これだけ膨大なコストがかかると、中小企業でも手が出しにくいです。
P2P技術を利用して大量のPCの演算能力をかき集める
P2Pはピアツーピアと読み、「Peer-to-Peer」の略称です。
不特定多数の端末(パソコンやスマホ)がサーバーを介さずに、端末同士で直接データーファイルを共有できる通信システムがP2Pの役割です。
「Peer」とは「対等な立場で情報共有を行う端末」という意味があります。
ネットワークに接続している1つ1つの端末のことをノードと呼びます。
そして、P2P技術を使って複数のノードを接続しているネットワークをP2Pネットワークといいます。
P2P技術を利用することで、データを分散管理することができるため、1つ1つの端末にかかる負荷を分散することができます。
また、P2P技術を使うと、ネットワーク上でデータが分散されているため、全てのノード情報が把握されにくいため匿名性が確保されやすくなり、P2Pネットワークの利用者のプライバシーを守ることができます。
ちなみにP2Pの技術は仮想通貨だけだなく、「LINE」や「Skype」などにも使われています。
Golem(ゴーレム)は上記で説明したP2P技術を利用して、大量のコンピューターの余分の力をかき集めてスーパーコンピューターなみの計算能力を得るプロジェクトを進めています。
もし、仮にGolem(ゴーレム)のプロジェクトが成功すれば一般人でも利用できるほど格安でスーパーコンピューター並みの演算能力を利用することができるようになります。
Golem(ゴーレム)の仮想通貨GNTの役割
Golem(ゴーレム)のネットワークには「プロバイダー」と「リクエスター」の2種類のユーザーが存在しています。
プロバイダーとはPCの余剰のパワーを提供するユーザーのことです。
自分の余剰のパワーを提供することで、ゴーレムトークン(GNT)を報酬として受け取ります。
リクエスターとは高性能の処理能力を一時的に借りる際の利用料としてゴーレムトークン(GNT)を支払います。
この時支払う、ゴーレムトークン(GNT)は利用する処理能力のレベルが上がればそれだけ高い利用料を支払う必要があります。
このようにGNTは報酬と利用料金として使われています。
Golem(ゴーレム)の将来性
Golem(ゴーレム)のプロジェクトが成功すれば、個人個人が高性能のPCを所有する必要が無くなります。
というのもレンタル料を支払うことで、スーパーコンピューター並みの演算能力を利用することができるようになるからです。
身近な例でいうと、最新の3Dゲームを利用する際に、自分のPCでは計算能力が低すぎて利用できないといった場合、新しく最新のPCを買わなくてもレンタル料を支払うことで3Dのゲームを利用できるようになります。
実際にどれだけのレンタル料を払うかはまだわかりませんが、3Dゲームレベルならかなり安い値段で利用できるようになると思います。
もう少しスケールを大きくすれば、個人で経営する場合に大量のデーターを処理する必要が出てきた場合にも、スーパーコンピューター並みの演算能力を利用するが可能となります。
いままではこういった大規模なことをしようとする場合、企業レベルでさえ難しかったのに、個人で利用できるようになれば、個人でも簡単に大きなことができる可能性が高まります。
ただし、Golem(ゴーレム)のシステムの開発が完了するには4年以上かかるとされており、実用化されるまでに時間がかかることが予想されます。
Golem(ゴーレム)のチャートの動き
上記は2016年11月から2019年7月現在までのチャートの動きです。
2017年に入ってから少しづつ上昇し、2018年初期には仮想通貨ブームの影響で急上昇しています。
他の仮想通貨はブームが去ると軒並み下落してしまいましたが、2018年4月にメインのネットワークがリリースされるという状況から、再度上昇しています。
その後は下落傾向が続き、現時点では低位で推移しています。
開発が進めばまた急上昇することがあり得ますので低いうちに仕込んでおくのもいいかもしれません。