仮想通貨

[2019年最新版]時価総額56位 Bancor (バンコール)、BNTとは?仮想通貨としての特徴や評判、今後の将来性・チャートの動きについて解説


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仮想通貨で実際に取引できるようになろう


Bancor (バンコール)について

●2017年2月に公開された仮想通貨

●1940年にすでに考案されていた伝説の通貨

●分散型取引所としての役割を持つ

●流動性の問題を解決する仮想通貨として注目されている

Bancor (バンコール)とは

Bancor (バンコール)は2017年2月に公開された仮想通貨です。

時価総額は約50億円で、時価総額ランキングでは56位に位置しています。

Bancor (バンコール)は第二次世界大戦中の1940年にイギリスの経済学者ケインズとシューマッハによって、世界経済を安定するために考案された「国際決済通貨」として提唱されていました。

発想としては1940年に提唱されていたのですが、そこから約80年の年月を経て、現代に復活したのがBancor (バンコール)ということになります。

ちなみにBancor はBank(銀行)とor(金)が語源となっています。

ケインズ

20世紀における最重要人物の一人であり、経済学者の代表人物です。

有効需要に基づいて「マクロ経済学」を確立させました。

日本では「マクロ経済学」は国家公務員試験を受けるうえで重要科目として存在しています。

つまり、経済の勉強をするうえでは避けて通ることができない重要な「マクロ経済学」を確立させたのがケインズです。

現在ある経済システムはほとんどがケインズの考えに基づいているといっても過言ではありません。

ケインズの有効需要創出の理論は当時大恐慌に陥っていたアメリカの有名な政策であるニューディール政策の基本理論としても有名です。

分散型取引所

Bancor (バンコール)は分散型取引所の一つです。

分散型取引所とは従来の様に中央管理者がいない取引所のことを指します。

Binance(バイナンス)などの有名どころの取引所は全て中央集権型の取引所で、中央管理者を通して仮想通貨の取引を行うため取引する際に、管理者に対して手数料を支払う必要があります。

分散型取引所では中央管理者がおらず、個人同士で仮想通貨の取引をするため、余分な手数料を支払う必要が無くなります。

また、セキュリティ面でも中央管理型の取引所よりも高いと言われています。

中央集権型の取引所を利用する場合、IDやパスワードを取引所に管理を任せる必要があるので、そのきになれば管理者側が顧客の資産を奪い取ることもできます。

分散型取引所ではユーザー自身がIDやパスワードを管理するため、そのようなリスクはなくなります。

また、個人で資産を管理しているため、取引所がハッキングを受けても道連れで被害に遭うことがないのもメリットと言えます。

つまり分散型取引所を利用すると「手数料が安い」「セキュリティが高い」というメリットを享受することができます。

デメリットとしては、分散型取引所で取引する際に個人間で取引をするためユーザー数が少ない場合流動性が損なわれる場合がある点です。

分散型取引所は比較的新しい取引所なので、まだまだユーザーが少ないのが現状です。

流動性が低いということは買いたいときに買えて、売りたいときに売れない、つまり取引が成立するのに時間がかかってしまうということになります。

分散型取引所では従来の中央集権型の取引所よりも優秀な点が多いですが、流動性の低さが一番のネックとなっています。

Bancor Protocol(バンコールプロトコル)

Bancor (バンコール)は、分散型取引所の欠点である「流動性の低さ」を解決する方法として、Bancor Protocol(バンコールプロトコル)というシステムを取り入れました。

従来の仮想通貨の取引では個人間同士の合意の元に取引が行われていました。

そのため、ユーザー数が少ないと合意が行われにくいので取引が成立しないという欠点がありました。

しかし、Bancor Protocol(バンコールプロトコル)を利用すれば、「個人間同士の合意なし」で取引ができるようになります。

これを可能としているのが、イーサリアムのスマートコントラクト(自動契約)を基盤としていることが挙げられます。

スマートコントラクトを基盤として、Bancor (バンコール)の価格設定を自動で決めることができます。

具体例を挙げると、昔金本位制というものがありましたが、これは金を元に法定通貨(ドルなど)の価値を決めていたことと同じです。

Bancor (バンコール)の場合はイーサリアム本位制ということなり、イーサリアムを元にBancor (バンコール)の価格を決めています。

自動的にBancor (バンコール)の価値が決まっているため、個人間同士で合意必要することなく、仮想通貨を両替することができます。

つまり、Bancor (バンコール)は取引所というよりは交換所(両替所)と言った方が良いかもしれません。

Bancor (バンコール)の将来性

●流動性の問題を解決する

●ICO開始直後に167億円を集める

●面倒な手続きは不要

Bancor (バンコール)が流動性の問題を解決する

仮想通貨が世の中に広がるためには仮想通貨自体の利便性の上昇が何よりも重要となります。

というのも、仮想通貨を利用するうえで手数料が高かったり、交換するまでに時間がかかっていたのでは、通貨として利用するにはなかなか難しくなってしまいます。

その点、Bancor (バンコール)を利用することで、手数料を安く瞬時に仮想通貨を交換できる両替所としての活躍を期待できます。

ICO開始直後に167億円を集める

Bancor (バンコール)が上場してから、約3時間で167億円相当のイーサリアムを集めることに成功しています。

ICOでお金が集まるということはそれだけ世間の期待度が大きいということになります。

3時間足らずで167億円という量を集めるというのは凄まじいとしか言いようがありません。

面倒な手続きが必要ない

Bancor (バンコール)は、イーサリアムのスマートコントラクト技術を利用しており、仮想通貨同士を直接交換する両替所のような役割をしています。

そのため、取引をする際に「本人確認」や「登録作業」などの面倒な手続きをする必要がありません。

仮想通貨に少し興味はあるけど、手続きが面倒だと感じているユーザーを呼び込むのには最適といえそうです。

Bancor (バンコール)のチャートの動き

上記は2017年から2019年までのBncor(バンコール)のチャートの動きです。

開始直後に一気に上昇していますが、これは167億円も集めたことが影響しています。

2018年に入ってから急上昇していますが、これは仮想通貨全体が上昇したためにブームによる値上がりです。

その後も2018年5月に上昇しましたが、現在では下落した所で落ち着いています。

Bncor(バンコール)の場合、独自のニュースで価格変動したというよりは、仮想通貨のブームによる伸びというのが大きいため、投資するのに少し判断するのが難しい通貨でもあります。

Bncor(バンコール)を購入できる取引所

Bittrex(ビットトレックス)