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仮想通貨で実際に取引できるようになろう
IOST(アイオーエスティ)についての基礎知識
IOST(アイオーエスティ)とは
IOST(アイオーエスティ)は2018年に公開された仮想通貨です。
時価総額は約96億円で、時価総額ランキングでは44位に位置しています。
現在インターネット上にはSNSや音楽配信、動画配信などのサービスが多数存在します。
IOST(アイオーエスティ)はネット上に拡大するサービスにブロックチェーンの技術を取り入れることにより、より利便性の高いサービスを提供することを目的としています。
ネット上のサービスにブロックチェーン技術を採用
現在サーバーで動いているオンラインサービスは中央集権型のサービスです。
中央集権型とは企業が顧客のデータやサービスの展開に関わっているということです。
そうなると、企業側へのハッキング行為が起こったり、企業側が顧客のデータを不正に利用することが可能になるというリスクがありました。
また、サーバーがダウンなどによるネットワーク切断などのリスクもありました。
IOST(アイオーエスティ)は従来のオンラインサービスにブロックチェーン技術を取り入れる取り組みをしています。
ブロックチェーン技術を取り入れることにより、ハッキング被害の回避や、サーバーダウンなどのリスクも回避できるようになります。
また、ブロックチェーンは企業のような中央管理者を必要とせず、また匿名性も高いので誰かに情報を見られることもありません。
IOST(アイオーエスティ)は従来のオンラインサービスにブロックチェーン技術を取り入れることにより様々な点での改善を目指しています。
超高速の処理性能
仮想通貨全体に言えることですが、スケール問題というものが存在します。
これは、仮想通貨取引が拡大することにより、取引量が膨大になった時に既存のシステムでは処理しきれないという問題です。
仮想通貨と言えばビットコインやイーサリアムが挙げられますが、これらの処理速度は正直そこまで速くありません。
現在の主流のネット商店のAmazonの決済をビットコインやイーサリアムのシステムで仮に行った場合、全く処理速度が間に合わず送金遅れなどの深刻な問題が起きてしまいます。
今後、仮想通貨を日常生活で利用するようにするためには、処理速度の改善は非常に重要なテーマとなっています。
| 通貨名 | トランザクション数/秒 |
| Bitcoin(ビットコイン) | 6~7 |
| Ethereum(イーサリアム) | 15 |
| IOST(アイオーエスティ) | 8000 |
上記の表を見てもわかるようにIOST(アイオーエスティ)の処理速度は1秒間に8000と桁違いの処理能力です。
現在クレジットカードの主流のVISAでさえ1秒間に5000程の処理しかできないので、8000という処理速度のすさまじさが分かるでしょう。
また、シャーディング技術が利用されており最終的には8000から10万の処理速度まで上げることができるといわれています。
これだけの速度があれば、処理速度が追い付かないということはなくなり、送金遅れなどのトラブルも起こらずにサービスを提供できるようになるでしょう。
PoB(Proof of Believability)を採用している
IOSTはブロックチェーンを動かすためのシステムにPoBを採用しています。
これはユーザーの通貨に対する貢献度によって承認者を選ぶシステムです。
ビットコインなどの主流な仮想通貨ではPoW(Proof of Work)が採用されていますが、この方法をとると電力消費量が非常に高くなります。
また、仮想通貨をマイニングする際に、優秀な機器をもっているユーザーがブロック生成権を得られらやすいという特徴もあります。
IOSTはPoBを採用しているので、他者から評価が高く、ネットワーク貢献度も高く、残高も多い優良ユーザーからブロック承認者を決めることができるようになっています。
開発が比較的容易にできる
IOST(アイオーエスティ)を使ったDAppsの構築はJavaScriptで行えます。
因みにDAppsを簡単に言うとブロックチェーン技術を使って行うアプリケーション開発を指します。
ブロックチェーン技術を使うのでセキュリティ面の向上や処理速度の向上など良い点は色々あるのですが、開発するにあたりどうしても仮想通貨特有の専門知識が必要となってきます。
このため、開発を進めるうえで仮想通貨に精通している人材を集めなければならなくなってしまうのですが、JavaScriptという超有名な方法で行えるので開発者候補が一気に増えてきます。
ユーザーが簡単に利用できるようにすることも大事ですが、開発者側も簡単に利用できるようにする必要があります。
その点、IOST(アイオーエスティ)はこの問題を解決しているといえます。
IOST(アイオーエスティ)の将来性
IOST(アイオーエスティ)を利用したDApps開発は今後さらに注目されることが予想されます。
1秒間に8000もブロックを生成できる処理能力を使う事で、スケーラビリティの問題も解決しています。
また、JavaScriptを利用してDApps開発ができるという特徴から、今後さらに開発が進んでいくことが予想されます。
IOST(アイオーエスティ)は現在仮想通貨が抱えている問題をすでに解決している点から今後の将来性は高いといえそうです。
IOST(アイオーエスティ)のチャートの動き
2018年1月から2019年7月現在までのチャートの動きです。
開始直後に一気に上昇していますが、これはIOST独自の動きではなく、仮想通貨全体のブームに影響を受けて上昇しているように思われます。
その後は2018年5月付近や2019年3月付近で少し上昇傾向がみられますが、これはBinanceやDapraderにおいてエアドロップしたことが上昇要因だと思われます。
エアドロップとはマイナーな仮想通貨が知名度を上げるために無料で通貨を配布することです。
エアドロップするという情報が入った時にまた上昇する可能性がありそうです。
IOST(アイオーエスティ)を購入できる取引所
Binance(バイナンス)
OKEx(オーケーイーエックス)
