仮想通貨

[2019年最新版]フィスコ(FISCO)仮想通貨取引所の使い勝手は?特徴や評判・メリット・デメリットについてご紹介!


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仮想通貨で実際に取引できるようになろう


FISCO(フィスコ)とは?

●フィスコはジャスダック上場会社が運営

●元々投資情報提供サービスで成功した企業なので、投資関係に強みがある

●以前日本国内の仮想通貨出来高No2のZaifの譲渡を受けている

FISCO(フィスコ)ってどんな会社?

FISCOと聞いてもあまりピンとこない方が多いのではないでしょうか?

株式会社フィスコ(FISCO)はJASDAQ上場しているそこそこ大きな企業です。

従業員数も300人以上いるのでそこそこしっかりした企業と言えるでしょう。

一番に注目したいのは1995年にインターネットを通じた投資情報提供サービスの分野で成功し、2006年にジャスダックに上場したということです。

ジャスダックについてよくわからないという方もいらっしゃるかもしれないので簡単に説明すると

東証一部>東証二部>ジャスダック>マザーズ

という形で大きな会社に位置付けられます。

そもそもマザーズに上場していない会社というのがほとんどなので上場してるだけで結構すごいことになります。

ジャスダックはマザーズよりも大きく、東証二部の会社よりは小さいといったところです。

まとめると「大企業ではないけどそこそこデカい会社だよね」という感じになります。

先ほども言ったように投資提供サービスで成功したということは投資関連に関してはそれだけ信頼できる企業だということがわかります。

Zaif(ザイフ)との関係は?

また、仮想通貨取引所として有名なZaif(ザイフ)も吸収しているのもすごいですね。

Zaifとは国内取引高がLiquid by Quoineに次ぐ第2位の仮想通貨取引に関しては大手の会社です。

ただ、Zaifを運営していたテックビューロ株式会社がハッキングを受けて経営を継続することが困難になってしまいました。

そこでZaif利用者の保護に名乗りを上げたのがフィスコで、Zaifの事業のすべてを譲渡されることになりました。

もともとフィスコの主な利用者は法人顧客だったのですが、ザイフの譲渡により多くの個人顧客を得ることができるようになりました。

ザイフで扱っていた仮想通貨に関してはそのまま取引を行うことができ、さらには仮想通貨FXもそのままフィスコに譲渡されました。

ただ、譲渡実行後も取引所ザイフでの取引は継続して行うことができ、変更は運営会社がフィスコに代わったというだけになります。

ザイフは他の取引所と違う点が多くあり、仮想通貨取引所の中でも人気のある取引所でした。

ハッキング被害がなければ、日本でNo1の取引所になる可能性も秘めていました。

そんな優秀な取引所の譲渡を受けたフィスコは今後かなり期待できるのではないかと個人的には感じています。

フィスコの取扱通貨は?

●取扱通貨は6種類(まあまあの多さ)

●有名なアルトコインは購入できない代わりに、フィスコの独自トークンを購入できる

・BTC(ビットコイン)

・MONA(モナコイン)

・BCH(ビットコインキャッシュ)

・FSCC(フィスココイン)

・CICC(カイカコイン)

・NCXC(ネクスコイン)

人気のコインからフィスコでしか買えないコインがあります。

なかなか面白い取り扱い通貨となっていますし、通貨の種類としてはまあまあ多い方です。

有名なコインは別として少しマイナーなコインについて少し詳しく説明したいと思います。

①フィスココイン(FSCC)

フィスココインは日本の上場企業が初めて発行した通貨です。

元々はフィスコの株式優待として配布されました。

(株主優待とは株を一定数購入すると年に1・2回会社から貰える特典です)

②カイカコイン(CICC)

カイカコイン(CICC)は株式会社カイカが発行した通貨です。

カイカコインはフィスコグループの商品やサービスに利用することが可能です。

③ネクスコイン(NCXC)

ネクスコインは株式会社ネクスグループが発行した通貨です。

ネクスコインもフィスコグループの商品やサービスに利用することが可能です。

●フィスコの取扱通貨の多さはまあまあ

●人気のアルトコインの扱いがないが、その分独自のトークンが購入できる

フィスコの手数料

●取引手数料はまあまあ高い

●入出金手数料は普通

●スプレッド(見えない手数料)は高い

●全体的に手数料が高い部類に入る

取引手数料

通貨ペア Maker Taker
BTC/JPY 0% 0.1%
MONA/JPY 0.1% 0.1%
MONA/BTC 0.1% 0.1%
Counterparty 0.1% 0.1%
BCH/JPY 0.1% 0.1%
BCH/BTC 0.1% 0.1%
ビットコインを日本円でMakerとして買う分には手数料は無料です。

ただ他の手数料は一律0.1%となっています。

この手数料は仮想通貨取引所全体から見ると「まあまあ高い」の分類に入ります。

メイカーとは価格を新しく設定して指値注文する方法で、テイカーとはすでにでている価格で指値注文する、もしくは成行注文をする方法です。

TakerとMakerについて

BTC/JPYやMONA/JPYの表記の見方について

入出金手数料

入出金手数料について説明しますが、「日本円」を入出金するか「仮想通貨」を入出金するかで手数料が変わってきますので以下にまとめます。

①日本円の入出金手数料

50万円未満 50万円以上
入金手数料 無料 無料
出金手数料 350円 756円

※銀行振込手数料に関しては銀行側の手数料なので別途かかってきます。

②仮想通貨の入出金手数料

入金 送金
ビットコイン 無料 0.001BTC
モナコイン 無料 0.001MONA
独自トークン 無料 0.001BTC
ビットコインキャッシュ 無料 0.001BCH

この手数料に関してですが仮想通貨取引所全体から見ると「結構高い」部類に入ります。

スプレッド(見えない手数料)

スプレッドとは一般的に見えない手数料と言われています。

簡単に言うと購入価格と売却価格の差のことをスプレッドと言います。

例えば100万円分仮想通貨を買った時に、スプレッドの幅が仮に2%だとすると

100万円×2%=2万円

2万円分スプレッドがかかり、仮想通貨を買った時点で2万円損していることになるので実質2万円分の手数料を支払っていることになります。

また「販売所形式」か「取引所形式」のどちらかの形式で取引するかでスプレッドも変わってきます。

一般的に「販売所の方がスプレッドの幅が広く、取引所の方がスプレッドの幅が小さい」となっています。

販売所と取引所の違い

①フィスコの販売所の場合

販売所のスプレッドは2~3%です。

はっきり言って「高い」です

※現在はFISCOの販売所(簡単売買)が一時的にできなくなっています。

②フィスコの取引所の場合

取引所のスプレッドは1%くらいです。

これでも「まあまあ高い」です


FISCO(フィスコ)のメリット

●ジャスダック上場企業が運営

●Zaifとの連携に期待

●独自のトークンを購入できる

●セキュリティが高い

●口座開設までの流れが簡単

①ジャスダック上場企業が運営

フィスコはジャスダックに上場しています。

大企業と言えないまでもなかなかの大きさの企業なので安心感はあります。

元々は投資情報提供サービス事業から発展していった企業ということもあり、仮想通貨取引においてもその強みを大いに生かせるという利点があります。

②Zaifとの連携に期待

かつて日本国内の出来高No2だったザイフの譲渡をフィスコは受けました。

元々フィスコは法人顧客が中心だったのですが、このZaifの譲渡により、一気に個人顧客の獲得に成功しました。

また、Zaifはハッキング被害にあっていなければ仮想通貨取引所の中でもNo1を狙えた取引所です。

今後、フィスコと提携することで問題点を改善し、再び急成長することも大いに期待できます。

③独自のトークンを購入できる

FSCC(フィスココイン)

フィスココインは株式会社フィスコが発行している通貨です。

CICC(カイカコイン)

カイカコインは株式会社カイカが発行している通貨です。

NCXC(ネクスコイン)

ネクスコインは株式会社ネクスが発行している通貨です。

この3種類は株式会社が発行した通貨であり、こういった通貨は値下がりがしにくいという利点があります。

他の仮想通貨取引所ではなかなか扱っていない独自のトークンを保有しているのはメリットと言えます。

④セキュリティが高い

・2段階認証

・通信の暗号化

コールドウォレット対応

マルチシグ対応

顧客資産と事業資産の分別管理

上記のことをしっかりとしている取引所なのでセキュリティ面でも安心です。

⑤口座開設までの流れが簡単

登録までの流れが3ステップででき、非常に簡単です。

まずは自分のメールアドレスを入力し、送られてきたメールを確認してURLをクリックします。

基本情報を入力し、本人確認書類をアップロードすればすべての手続きが終了となります。

非常に速く口座開設ができるというわけではないですが、全体的に見て簡単で早く口座開設ができるので安心です。

FISCO(フィスコ)のデメリット

●手数料がそこそこ高い

●スプレッドが広い

●ユーザーがやや少ない

●有名なアルトコインの取扱がない

●クレジットカード入金ができない

①手数料がそこそこ高い

手数料はそこそこ高いです。

入金に関しては問題ないのですが、日本円の出金と仮想通貨の送金にそこそこ手数料がかかってしまいます。

取引手数料もほとんど0.1%かかってくるので全体的に安いとは言えない状況です。

②スプレッドが広い

手数料の高さに加えて、スプレッドの幅も広いです。

フィスコの場合、「販売所」と「取引所」の両方で取引できるのですが、「販売所」で2%くらい、本来スプレッドがほぼないはずの「取引所」でも1%くらいかかるときがあります。

スプレッドはリアルタイムで変化しますが、それを加味してもスプレッドの幅は広いといえざるおえません。

手数料とスプレッドに関しては満足できるレベルではありません。

③ユーザーがやや少ない

フィスコというのを聞いたことがある人はおそらくあまりいないでしょう。

CMなども特に見かけませんので知名度に関してはかなり低い方だと思います。

そのため、実際取引しているユーザー数が少ないというデメリットが出てきます。

ユーザー数が少ないということは流動性が低いという事なので取引が成立しにくい状況も出てきます。

また、ユーザー数が少ないとスプレッドの幅が大きくなるので上記に書いたデメリットにもつながってきます。

④有名なアルトコインの取扱がない

イーサリアムやリップルなどの人気のアルトコインの取扱がないのは結構痛いです。

その分独自のトークンを取り扱うことで差別化を図っているものと思われます。

いずれにしろ、フィスコのみに口座を開くだけではおそらく満足のいく取引は行えないと思いますので、他にメインの取引所を用意することをお勧めします。

⑤クレジットカード入金ができない

ほとんどの取引所でクレジットカード入金ができるのですがフィスコではできません。

クレジットカードで入金すると8%くらい手数料でとられるのでどちらにしろ私自身は使わないので問題ないですが、どうしてもクレジットカードで入金したいという人にはデメリットになるでしょう。

FISCO(フィスコ)の口コミ

良いと感じている人の意見

①親会社のフィスコは、JASDAQに上場している会社です。安定感安心感と言いう意味では、やはり上場企業が運営しているというのは強いと思います。

 

②仮想通貨の流出のニュースなどもあって、仮想通貨の購入についてはセキュリティ面にどうしても不安を抱いてしまうものですが、ここはセキュリティ面がしっかりとしているように思っています。認証が二段階になっていたり、コールドウォレットに対応しているなど安心して取引ができます。

 

③FISCOは2段階認証、アカウントロック機能、SSL暗号化通信などセキュリティー面を強化しており、安心して通貨を取引することができるのが魅力です。

 

他の取引所で扱っていないトークンが魅力。

悪いと感じている人の意見

①とにかくすぐバグります。取引したいときに売り買いできないこともしょっちゅうです。

②FISCO仮想通貨取引所では、クレジットカード入金ができません。あとは取引画面が少し見づらいかもしれません。

仮想通貨の取扱種類が少ないです。